安全高分配株エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ

エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ

エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズの企業概要

エンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ【EPD】天然ガス、天然ガス液(NGL)、原油、石油化学製品の取扱いと精製製品の生産者と消費者に対して中流エネルギーのパイプラインの提供をしています。また天然ガスの収集と処理、加工、輸送、保管を行い、また天然が液の輸送、分別、保管。米国内陸部の輸送パイプラインの運営、メキシコ湾での海運業などを行ないます。

同社はMLP(マスターリミテッドパートナーシップ)と呼ばれる共同投資事業体制をとっており、これは企業の収益の90%がエネルギー関連事業からで安定しており、分配金利回りが高いことで投資家から人気の対象投資銘柄となっています。

MLP事業体制のしくみ

MLP事業は一般投資家から資金を集め原油や天然ガスのパイプライン、貯蔵施設への投資を行なう事業体制です。日本では馴染みがありませんがアメリカではパイプラインが広範囲で張り巡られています。その施設やパイプラインの利用料収入、集荷、精製、貯蔵、またその輸送などからの収益が主となります。その収益には法人税がかからず収益の大半を投資家に還元することが出来るため、投資家は高金利利回りでインカムゲインを得ることが可能となります。

エネルギー事業のカテゴリーは生産(川上)、流通(川中)、消費(川下)と大まかに3つのパーツに別れており、川中である同社事業の流通は資源価格、原油価格の影響は直接うけず比較的安定しています。そして川上事業となる生産、掘削などのシェール事業企業との契約は長期で結んでいることが一般的ですので、その間の利益は確定されているものとし、原油価格変動に関係なく一定の収益は約束されているといえます。さらに契約内容はインフレに連動する内容のものが一般となっていますので、インフレが起こった場合は価格を引き上げることができインフレにも強い収益構造となっています。

安定の分配金

同社は分配金は四半期ごとに0.445ドル、年間1.78ドルを投資家に支払っています。連続22年間毎年増配しており、配当利回り率は8.8%とかなりの高配当率となります。

今年のCAD(分配可能な現金)が減少すると予想されていますが、現在までの実績と1998年から連続増分配金の実績と配当性向が良好であることから許容範囲であるといえるでしょう。配当金のランク付け機関であるSafetynet proの評価はAランク(最も信頼できる)とされており、分配金が減額となるリスクはほぼゼロと評価されています。高分配で安定していることで市場価格や原油価格の暴落時に仕掛けることで高金利の期待ができると投資家からの注目集まっています。

今後のエネルギー事業

環境問題が世界で注目される中、クリーンエネルギー産業への期待が高まっています。同社では二酸化炭素排出量が低量である天然ガス、液化天然ガス、低硫黄原油を取り扱っており、今後は水素エネルギー、再生可能エネルギー、二酸化炭素回収、有効利用、貯留へ注力しシフトして行く意向です。

現在は50,000マイルのガスパイプの所有、2億6,000万バレルの貯蔵能力、22カ所の天然ガス処理工場の所有をしています。今後は2040年にかけ天然ガスパイプラインはさらに拡大していくことが計画されており、それにともない生産量数が増大します。パイプライン利用の需要は高まり収益増の期待ができます。

液化天然ガスに関しては輸出プロジェクトが計画されており、マイナス162度で冷却することにより輸送が可能になります。これは現在実際に数カ国で開始されていますが、今後はさらに多くの国への需要も拡大していくことが考えられています。

リスク要因

原油価格に影響が受けにくいとはいえ、暴落時には全く影響がないとは限らないことを意識しておく必要があります。これは一般的に川上との契約が100%長期契約とは限らないことや、未契約である場合はメンテナンス費や保管費など一定費用は必ずかかりマイナス要因となることがあります。それに伴う収益減から分配金への多少のリスクの可能性は考えられます。

(参照)
Enterprise Products Partners L.P
Enterprise Products Partners L.T Distribution payment
Wealthy Retirement
Enterprise Products Partners L.P Map key

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