中国最大検索エンジンBaidu[百度]が香港でIPO

baidu

企業概要&香港取引所IPO

バイドゥは中国で最大のネット検索エンジンとして有名なインターネットマーケティング事業の企業です。アジアでのGoogleといわれるほど規模が大きく、中国を代表する検索サイト、AI企業として注目されています。

同社は2005年に米ナスダック上場していますが、今年2021年3月23日に香港取引所での上場を果たしました。

公開価格は3520円でそこから0.79%上昇の3550円で初値をつけました。今回の上場で9500万株の発行を行い、資金調達額が約3300億円となりました。

2018年は最高値の株270ドルあたりまで上昇していましたが、その後3年間ほど業績が低迷し、一時期は株100ドル前後まで落ち込んでいる時期もありました。しかし、AI事業への取り組みと自動車会社Geelyとの提携による新事業の立ち上げにより今後の事業への期待を取り戻しています。

第2四半期発表8月12日結果

総合売上

前年同期比の27%増の313億5000万元(48.6億米ドル)でアナリスト予想に対して8000万米ドル大幅に上まわっています。

コア収益

同社の売り上げはGoogleやFacebookと同様に広告収入が大幅にしめておりコア収益となります。今回のコア売り上げは前期の18%増の240億4000万元(29.5億米ドル)と予想の235億3000万元を上まわりました。

コア以外の事業

全体の売り上げを大幅に大きく影響を与えたのがコア収益以外のAIクラウド事業で前年同期比の71%増で約8億ドル、マーケティング以外の事業全体での売り上げ上昇は前年比較の80%増となります。

第三四半期に向けての予想

全体売り上げは8%から19%増で303億万元から335億万元、コア収益は前年同期比の9%から20%増と予想しています。

コア収益以外の事業の大幅成長

動画配信プラットフォーム「iQyiy] の登録者数が6月段階で約1億600万人に達成し売り上げが前回の4%増の80億元と大きく収益を伸ばしています。

スマートディスプレイ「Xhaodou(シャオドウ)」(ディスプレイ付きAI搭載スピーカー)いわゆるアマゾン「アレクサ」やグーグル「Siri」のようなクラウドベースの音声サービスが世界でナンバーワンの売り上げを記録しています。中国で60歳以上の高齢化が進み約3億人以上となることに注目し、同社のサービスを利用することで、AI音声サービスとコミュニケーションをとることで遠隔で高齢者をモニターすることが可能です。

またそれに伴うバイドゥアプリダウンロード者数5億8000万人に達し、毎日利用するアクティブユーザーがそのうちの77%を占めています。

自動運転開発「APOLLO]

現在コア収益であるマーケティングの収益を上回る期待をよせているのが自動運転開発です。今年1月に自動車製造販売会社の*Geelyと共同し、AI搭載スマート自動車事業の展開を発表しています。同社は10年前から自動運転開発事業オープンプラットフォーム「APOLLO」でレベル4の自動走行テストの1000万キロメートルの記録を達成し、750万回のテスト走行も蓄積しています。そして第五世代搭載のロボタクシーを6月に発表するなど、大変力を入れている事業の一つです。テスラやNIOなどのように注目されることがなく苦戦してきましたが、今回の香港市場IPOでの資金3300億円を全てAIと自動車開発へ投資するとし、今後はマーケティング事業からAI事業へのシフトを視野に入れているようです。中国では間違いなくすぐれた自動運転技術だと世間の評価もあり今後は強豪企業が沢山あるなか迅速な市場販売にむけて期待が高まっています。

参照
Baidu announce second Quater 2021 result
Yahoo Finance
Baidu Announce Second Quater 2021 result AI cloud
Disital Shift Times

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