ROKUが2021年度第二四半期決算を発表

ROKUが2021年度第二四半期決算を発表

現地時間の2021年8月5日、映像ストリーミング受信デバイス・ソフトウェア開発のROKUが、2021年度第二四半期決算を発表しました。売上高などは事前予想を上回ったものの、市場の評価は厳しく、決算発表後のROKUの株価は時間外取引で一時7%下落しました。ROKUの直近のパフォーマンスは、一体どのような内容だったのでしょうか。

2021年度第二四半期決算

ROKU(ロク、NASDAQ:ROKU)の発表によると、ROKUの2021年度第二四半期の売上高は6億4500万ドル(約709億5000万円)で、前年同期から81%増加しました。経常収支は7350万ドル(約80億8500万円)の黒字で、一株あたり利益52セントでした。

一方、同期間中のストリーミング時間は174億時間で、2021年度第一四半期から10億時間減少しました。前年同期からの増加率は19%でしたが、直近では視聴時間を減らす結果となりました。ROKU では、新型コロナウィルスのワクチン接種が進む中、外食や旅行などの屋外レジャーを楽しむ人が増えたのが影響していると説明しています。

ハードウェア部門は赤字に

ROKUはまた、2021年度第二四半期において、ハードウェア部門が5.9%の赤字になったと説明しています。ROKUによると、ハードウェアの梱包と輸送コストが軒並み増加し、ハードウェア部門全体の利益率を悪化させたとしています。

2021年度第三四半期決算の見通し

2021年度第三四半期決算の見通しについて、ROKUは売上高6億7500万ドル(約742億5000万円)から6億8500万ドル(約753億5000万円)程度とし、前年度から51%の増加を見込んでいるとしています。また、修正後EBITDA6000万ドル(約66億円)から7000万ドル(約77億円)を見込んでいます。製品開発コストやマーケティング関連費用の増加などにより、利益率は若干低下するとしています。

また、ROKUのアクティブアカウント数ですが、2021年度第二四半期では同年第一四半期から150万件増加して、5510万件となっています。ROKUは、第三四半期には5620万件に増加すると見込んでいます。

既存テレビ局の視聴時間を奪取

ROKUによると、2021年度第一四半期からストリーミング時間は減少したものの、ROKUが既存テレビ局の視聴時間を奪取する流れは依然続いているとしています。ニールセンの調査によると、ROKUの全世界のストリーミング時間は年率で19%増加した一方、既存テレビ局の視聴時間は19%減少しています。ROKUが既存テレビ局からユーザーを丸ごと奪っている状況が見て取れます。

ROKUは、直近のユーザー一人当たり売上高を36.46ドル(約4010円)と見積もっていますが、これは決して安い金額ではありません。ROKUのユーザーは、テレビでストリーミング配信を見たいというコア層のユーザーをがっちりと押さえているようです。固定客の囲い込みに成功しつつあるROKUの今後に注目です。

(参照サイト)
https://www.cnbc.com/2021/08/04/roku-q2-2021-earnings.html
https://finance.yahoo.com/news/roku-releases-second-quarter-2021-200500524.html
https://variety.com/2021/digital/news/roku-q2-2021-earnings-1235034521/

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