オンサイト型電気サーバープラットフォームを開発するブルームエナジーとは?

ブルームエナジー

ブルームエナジーという会社をご存知ですか?ブルームエナジー(Bloom Energy, NYSE:BE)は、オンサイト型電気サーバープラットフォームを製造しているメーカーです。カーボンニュートラル社会の実現に向けて、各企業がゼロエミッションの電源プラットフォーム開発にしのぎを削る中、ブルームエナジーが改めて注目を集めています。ブルームエナジーという会社をご紹介します。

ブルームエナジーという会社

ブルームエナジーは、2001年にアリゾナ大学宇宙技術研究所ディレクターのK.R.スリッドハーらが設立したベンチャー企業です。9年間のステルスモードを経て、会社として活動を開始したのは2010年です。もともとはスリッドハーらが行っていた火星におけるエネルギー開発プロジェクトに端を発する会社です。ステルスモードから脱する頃には、燃料電池メーカーとしてのポジションを確立しています。事業的には長らく赤字が続いたものの、2018年にニューヨーク証券取引所へのIPOを果たしています。

オンサイト型電気サーバープラットフォーム

ブルームエナジーの主力製品は、天然ガス、バイオガス、水素の燃料電池を使ったオンサイト型電気サーバープラットフォームです。オンサイト型電気サーバープラットフォームとは、分散型電源システムとも呼ばれていますが、オフィス街や住宅地などの電気の消費地の近くに設置して電気を供給するプラットフォームです。

現在、我が国を含む多くの国では、発電所で電気を作って消費地へ送る大規模集中発電方式が主流ですが、大規模集中発電方式には巨額の設備投資が必要な上に大量の送電ロスを生むという短所があります。分散型電源システムを使えば、そうした短所をクリアし、ローコストでゼロエミッションな電力供給が可能になるというわけです。

ブルームエナジーによると、同社はこれまでに300メガワット相当のオンサイト型電気サーバープラットフォームを販売しています。

創業以来赤字続きの経営

なお、ブルームエナジーは創業以来、ずっと赤字の経営を続けています。2018年のIPO以降も赤字が続き、現在も黒字転換していません。一方、売上は好調で、2021年度第一四半期決算では1億9400万ドル(約213億4000万円)を売上げ、前年同期比で23.8%の増加となっています。また、GAAP(米国一般会計基準)ベースでのEPSも、前年同期の0.61ドルの赤字から0.15ドルの赤字へと改善しています。あるアナリストは、ブルームエナジーのフィナンシャルパフォーマンスは、ライバル企業のプラグパワーなどよりも良好であると評価しています。

いずれにせよ、どれだけ早いタイミングで黒字転換できるかが最大のポイントになりそうです。いわゆる環境銘柄としてのブルームエナジーに今後も注目です。

(参照サイト)
https://www.bloomenergy.com/technology/
https://www.bloomenergy.com/

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