SPDRファイナンシャルセレクトセクターETFの構成銘柄セクション割合
SPDRファイナンシャルセレクトセクターETFは金融関連企業関連銘柄の65銘柄で構成されています。金融セレクトセクター指数はS&P500におけるパフォーマンスを計測する指標です。セクターの割合が資本市場25%、銀行38%、保険16%となり、金融関連業種に分類される企業へ分散投資をすることで成果を得ること目標としています。運用会社はステートストリート、総資産額が412.58億ドルと非常に大きな規模です。
そして経費率は0.12%とバンガードの最低コスト0.1%と大差なく低コストとなっています。上位10銘柄が占める割合が54%となっています。市場価格が現在36.12ドル、年間パフォーマンスが61.7%で、昨年の11月あたりから右肩あがりが続いています。直近の3ヶ月で他比較してみても、XLFが25.79%に対してVTI(バンガードトータルストックマーケット)が11.91%、VOO(バンガード500インデックスファンド)が12.76%、QQQ(インベスコQQQトラストファンド)が7.45%となっており、圧倒的な上昇をみせています。
2020年末から金融セクター上昇
コロナショックを受けて大きく影響を受けていた金融セクターが、ワクチン接種が始まり景気が回復に向って動きだしました。そして最も大きく反映されているのが金融セクターです。この1年間で経済回復の見通しがたち、好調なパフォーマンスが見られます。今後さらにワクチン接種が順調に広まると、安定してさらに右肩あがりが期待できるでしょう。XLFは64の金融銘柄を集めたETFですので、現地点でまだ少し不安が残っている状況では個別銘柄よりリスクを抑えた分散投資がおすすめです。
構成銘柄トップ10
構成銘柄の占める割合が大きい順に
①(BRK)バークシャーハサウェイ13.08%
②(JPM)ジェイピーモルガンチェース11.81%
③(BAC)バンクオブアメリカ7.60%
④(WFC)ウェルスファーゴ3.77%
⑤(C)シティーグループ4.45%
⑥(MS)モルガンスタンレー3.09%
⑦(GS)ゴールドマンサックス3.00%
⑧(BLK)ブラックロック2.87%
⑨(SCHW)チャールズシュワブ2.59%
⑩(AXP)アメリカンエクスプレス2.42%
となっています。巨大金融企業ウォーレンバフェットが運営するバークシャーハサウェイや資産運用会社の巨大企業ブラックロックなど有名巨大金融が上位10位に組み込まれているので、安心して分散投資ができる構成といえるでしょう。
購入可能な証券会社
日本でのXLFの取扱い証券はSBI証券、楽天証券、マネックス証券で購入可能です。手数料無料としている証券であってもETFの種類、短期投資や長期投資、取引方法の違いや買い付け時間帯により諸費用がかかってくる場合があります、証券会社により規定が異なるためしっかりと確認した上で投資を始めましょう。
まとめ:金融セクターにまとめて投資するならXLFがおすすめ
金融セクターといっても、個々の企業の内容はさまざまです。そこで、ETFの「XLF」へ投資すれば、期待が持てる金融銘柄へまとめて投資できます。今後金融セクターへの投資を考えているのであれば、XLFも候補の一つとしても考えることをおすすめします。
また、自分で投資先を選ぶのは自信がない、プロに任せたいという場合はファンドへ投資することも手段の一つです。当サイトでは少額から投資可能な「GOファンド」をおすすめしています。
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