IPOしたクリスピー・クリームの株が取引初日に高騰

クリスピー・クリーム

アメリカ現地時間の2021年7月1日、アメリカの老舗ドーナッツチェーン・製造のクリスピー・クリーム(Krispy Kreme, NASDAQ:DNUT)が、NASDAQへ二度目の上場を果たしました。日本でも有名なドーナッツチェーンの再上場の初日は株価が高騰し、市場関係者の注目を集めました。クリスピー・クリーム再上場初日の取引をハイライトしつつ、同社の事業内容などを改めてご紹介します。

ローラーコースターのような初日の取引

投資会社JABホールディングスBV傘下での再上場となったクリスピー・クリームのIPO価格は17ドル。取引開始直後16.30ドルへ下落、関係者の肝を冷やしました。その後徐々に値を上げ始め、結局IPO価格を23%上回る21ドルで取引を終えました。

その後株価は上下しながらやや値下がり、本記事執筆時点(アメリカ現地時間2021年7月20日)では、16.59ドルで取引されています。

クリスピー・クリームについて

クリスピー・クリームは、1937年にノースカロライナ州シャーロットで生まれたドーナッツチェーンです。当時珍しかったイーストで発酵された生地を使うレシピを創業者バーノン・ルドルフが入手し、製造を開始したのが始まりです。アメリカで一般的などっしりとしたタイプのドーナッツに対し、クリスピー・クリームのドーナッツは軽くてふわふわしているのが特徴で、販売を開始すると直ちに大人気となりました。

1940年代に入ると多店舗化が開始され、60年代にはアメリカの南東部を中心に店舗が増えて行きました。1990年代にはニューヨーク店、ロサンゼルス店などがオープンし、クリスピー・クリームはアメリカを代表するアイコン・ドーナッツチェーンに成長しました。

投資会社JABホールディングスBV傘下で再建

そんなクリスピー・クリームですが、2000年4月に一度NASDAQへ上場しています。しかし、2000年代前半に始まったアメリカの低糖質ダイエットブームなどの影響を受け、2004年に上場以来初の赤字へ転落してしまいます。やがて不正会計疑惑などを経て経営が悪化し、2016年にドイツの投資会社JABホールディングスBVに買収され、子会社になっています。買収により、NASDAQから退出し、非上場企業となりました。

その後新製品開発や店舗のスクラップアンドビルドなどを進め、業績を完全に回復させたクリスピー・クリームは、晴れて再上場の日を迎えることとなりました。

クリスピー・クリームは、店舗での販売に加え、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどでの販売も強化してゆくとしています。また、日本を含めた国際多店舗化もさらに進めて行くとしています。見事に復活を果たしたクリスピー・クリームの今後に注目です。

(参照サイト)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-07-01/krispy-kreme-jumps-in-u-s-trading-debut-after-lackluster-ohttps://krispykreme.ca/about-us/history/

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