エヌビディア|AIの進化で成長が見込まれる世界有数の半導体メーカー

NVIDIA 半導体
[NVDA/NASDAQ]NVIDIA CORPORATION
https://www.nvidia.com
業種:半導体

沿革・会社概要

エヌビディア(NVIDIA【NVDA】)米国カリフォルニア州サンタクララに本社をおく、世界有数の半導体製造会社です。1993年にLSIロジックを退社したジェン・スン・ファンがクリス・マラコウスキー、カーティス・プリエムと共に創業。1995年に最初の商品である「NV1」を発売し、1999年にナスダックに上場しました。PC向けグラフィックプロセッサ「GeForce」やメモリ製品、ワークステーション向け「Quadro」、高性能コンピュータ向け「Tesla」や「3DVison」、モバイル通信向けの「Tegra」などを展開しています。

コンピュータのグラフィックス処理を行うGPUの設計を手掛け、ゲーム用ハイエンドPC、データセンター、自動車のインフォテインメント・システムなど、さまざまなエンドマーケット向けの製品を製造しています。最近は、同社の高性能GPUの特性を活かした人工知能(AI)や自動運転など、より複雑で有利な収益機会となる幅広い分野にまで進出しています。

セグメント情報

◎Graphics事業

売上(百万USD) 利益(百万USD)
FY21  9,834          4,612
FY20     -             -
FY19     -             -
FY18     -             -
FY17     -             -

◎GPU事業

売上(百万USD) 利益(百万USD)
FY21     -             -
FY20  9,465          2,180
FY19 10,175          3,507
FY18  8,137          3,806
FY17  5,822          4,443

1999年以降、PCゲーミング市場が爆発的に成長し、近代コンピューターグラフィックの定義を一新し、並列コンピューティングに革新をもたらしました。最近では、GPUディープラーニングがコンピューティングの新時代を開く近代AIの起爆剤となっており、世界を認知および理解できるコンピューター、ロボット、自動運転車の中枢に同社のGPUが利用されています。

◎Compute & Networking事業

売上(百万USD) 利益(百万USD)
FY21  6,841          2,548
FY20     -             -
FY19     -             -
FY18     -             -
FY17     -             -

◎Tegra Processor事業

売上(百万USD) 利益(百万USD)
FY21     -             -
FY20  1,453             -9
FY19  1,541            303
FY18  1,534            196
FY17    824            241

NVIDIA Tegraは、ARM系の省電力統合型プロセッサのシリーズです。スマートフォンやタブレット型コンピュータ、Nintendo Switch、nVidia Shield TV、自動車のインフォテインメントシステムなどに使用されています。また、これからのデータセンターには柔軟で高速な接続が求められます。そこでNVIDIAネットワーキングでは、データ転送の高速化とオフロードをおこない、データ不足や帯域不足に起因するトラブルを確実に回避することができるようにしています。

◎All Other事業

売上(百万USD) 利益(百万USD)
FY21     -         -2,628
FY20     -           -237
FY19     -           -600
FY18     43         -1,156
FY17    264           -880

そのほかの事業です。

直近決算情報

《FY21Q1(2~4月)5月27日発表》

売上:56億6100万USD(約6227億円) 前年同期比83.8%増
純利益:19億1200万USD(約2103億円) 前年同期比108.5%増 
ROE:33.4%
ROA:19.7%
PER:84.3倍
PBR:23.7倍
時価総額:444,255百万USD
(※PER、PBR、時価総額は6月14日株価より算出)

2022年第1四半期決算は、売上高が前年同期比84%増、純利益が前年同期比109%増で、アナリストの予想を上回りました。この決算を受けて、CEOのジェン・スン・フアン氏は「当社製品に対する強い需要が記録的な収益をもたらし、素晴らしい四半期となりました。業界全体で、NVIDIAコンピューティング・プラットフォームの導入が加速しています。Mellanox社は、設立1年にして、我々の期待を上回る成果を上げ、予定していたArm社の買収も引き続き進展しており、エコシステムのイノベーションと成長を加速させます」と話しています。

また、来期予想についてもゲーム用パソコンやデータセンター向け半導体の需要が今後も続くとの予想から、かなり強気な見通しを発表しています。

今後の展望

現在、半導体が世界的に品薄となり価格上昇が発生してます。この供給問題に関してCEOのフアン氏は、「DRAMやフラッシュメモリなどが世界的に半導体の供給不足が起きているが、当社製品のGeForce(グラフィックカード)不足についてはそうした半導体供給不足とは直接的には関係ありません」と話しています。GeForceは、暗号通貨のマイニングの世界的な流行が要因で、現在は徐々に市場に供給されつつあるということです。

また、データセンター向けのArm CPU「Grace」を発表し、COMPUTEX TAIPEI VirtualではArm CPUを搭載したサーバーの認証プログラムを開始するなど、同社が買収を進めているArmのソリューションの採用を強めています。この採用の可能性についてフアン氏は、「メモリやGPUの間で十分な帯域幅が用意されているCPUが市場にはないため、特にモデルが巨大なAIでは今後必要になっていくと考えています」と述べました。

《参考》

https://strainer.jp/companies/8778
https://www.careercross.com/company/detail-59997
https://www.nvidia.com/ja-jp/networking/
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210604-00000003-motleyfool-world
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1328811.html

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