【注目宇宙銘柄】SPACでNASDAQへ上場!アストラ・スペースは宇宙銘柄の主役になるのか

アストラル・スペース ASTR

アメリカ現地時間の2021年7月1日木曜日、アストラ・スペースというロケットメーカーがSPAC(特別買収目的会社)でNASDAQへ上場しました。最新のSPAC上場事例となったアストラ・スペースは、業界関係者の多くの関心を集めています。アストラ・スペースをご紹介します。

アストラ・スペースというロケットメーカー

アストラ・スペース(Astra Space, Inc. NASDAQ:ASTR)は、2016年10月にNASA出身のクリス・ケンプ氏とアダム・ロンドン氏が設立したロケットメーカーです。設立からわずか4年8カ月でNASDAQへ上場したわけですが、異例のスピード上場を果たしています。

そのアストラ・スペースですが、低軌道専用小型ロケットを製造しています。同社のロケット「ロケット3.2」は、最大500キログラムの小型衛星を高度500メートルまで打ち上げることが可能です。同社のロケットの最大の売りは低コストで、同社のロケット打ち上げコストは、わずか250万ドル(約2億7500万円)という驚異的な低価格となっています。

すべてのプロセスを最小限に簡素化

ところで、アストラ・スペースの打上コストは、なぜそれほど低コストなのでしょうか。アストラ・スペースによると、同社はロケットの製造から打ち上げまでのすべてのプロセスを「最小限に簡素化」しているからです。

実際、ロケット3.2の打ち上げにはわずか4人の作業員しか必要なく、「無駄を最大限に省いている」のだそうです。コストを抑えるため、同社会長兼CEOのケンプ氏は、「打ち上げ現場に行って見学したりしない」のだそうです。

すでに50件以上の打上契約を獲得

ところで、同社はこれまでに実際の商用打ち上げには成功していません。複数回の打上テストを行い、各種のデータを集めたのみです。それにも関わらず、同社はすでに50件以上の打上契約を獲得しています。同社の発表によると、同社は「2021年夏から商用打ち上げを開始し、2022年に15回、2025年までに『1日に1回打ち上げる』予定だそうです。

調達した資金を打ち上げ拠点の増設などへ投資

NASDAQへの上場により、アストラ・スペースは5億ドル(約550億円)のキャッシュを手に入れましたが、同社はそれをアラスカ州コディアックにある同社の打ち上げ基地の拡張や、別の打ち上げ基地の増設、カリフォルニア州アラメダにあるロケット工場の増設などに投じるとしています。

なお、アストラ・スペースと合併したSPACのホリシティ社は、アメリカの著名通信事業者クレイグ・マッキャウ氏が設立した会社です。また、同社にはマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏も投資をしています。アストラ・スペースとの合併及びNASDAQへの上場により、ホリシティ社の株主は相当のキャピタルゲインを得たと見られています。

(参照サイト)
https://www.cnbc.com/2021/07/01/astra-astr-space-company-begins-trading-on-the-nasdaq.html
https://www.geekwire.com/2021/astra-completes-merger-transaction-craig-mccaws-holicity-go-public/

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