バンク・オブ・アメリカが2021年度第一四半期決算を発表

バンク・オブ・アメリカ

アメリカでナンバーツーのメガバンク、バンク・オブ・アメリカが、2021年度第一四半期決算を発表しました。アメリカの人口の半分以上にワクチン接種が進み、パンデミック収束の兆しが見え始めたアメリカで、バンク・オブ・アメリカの決算の結果はどのようなものだったのでしょうか。

2021年度第一四半期決算

バンク・オブ・アメリカ(Bank of America Corporation, NYSE/NASDAQ:BAC)の発表によると、2021年度第一四半期(2021年1月~3月)決算の売上高は229億ドル(約2兆5190億円)で、事前予想の221億ドル(約2兆4310億円)を8億ドル(約880億円)上回りました。経常収支は81億ドル(約8910億円)の黒字で、一株あたり86セント、事前予想の一株あたり66セントを上回りました。

ブライアン・モイニハンCEOは、「低金利が引き続き売上に対するチャレンジになりますが、クレジットコストは改善しています。(新型コロナウィルスの)公衆衛生危機の改善と経済環境そのものが、回復の加速へと向かっています」という前向きなコメントを発しています。

株価は回復基調

ところで、バンク・オブ・アメリカの株価ですが、コロナのパンデミックから回復しつつあります。2019年12月27日に35.35ドルまで上昇した株価は、翌年2020年2月14日を境に下落し、同年3月20日には19.67ドルまで値下がりしています。その後じわじわと持ち直し、12月31日に30.31ドル、今年2021年1月8日に32.53ドル、2021年度第一四半期決算発表日前の4月9日には39.99ドルまで回復しています。本記事執筆時点(アメリカ現地時間の2021年6月1日)では、42.92ドルで取引されています。

巨額の貸倒引当金の戻し入れも

バンク・オブ・アメリカはまた、巨額の貸倒引当金の戻し入れも発表しています。貸倒引当金は、新型コロナウィルスのパンデミックにより個人や法人の資金繰りが破綻し、借入金を返済できないデフォルトの大量発生に備えたものでしたが、経済環境の改善と自らの業績を反映させるとして27億ドル(約2970億円)分を戻し入れています。バンク・オブ・アメリカは、今後経済環境がさらに改善した場合、さらに多くの貸倒引当金を戻し入れるとしています。

配当の支払いも継続、配当利回り1.9%

バンク・オブ・アメリカはまた、配当の支払いも続けています。直近では四半期ごとに18セント、年間72セントの配当を支払っています。また、直近の配当利回りは1.9%となっています。バンク・オブ・アメリカの配当は、リーマンショック後の2009年1月に1セントの水準まで下落しましたが、その後じわじわと増加し、2019年9月に現在の18セントの水準に達しています。配当額としては、ここ10年で最も高くなっています。

(参照サイト)
https://www.cnbc.com/2021/04/15/bank-of-america-bac-earnings-q1-2021.htmlhttps://www.reuters.com/business/bank-america-profit-more-than-doubles-reserve-release-boost-2021-04-15/

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