最近では米国株投資関連の話題が良く取り上げられています。それは世間の関心が老後資産形成の不安から株投資に注目し始めているからです。そしてそれは日本株投資ではなく米国株投資に最も興味を集めています。今やスマホで簡単に手続きができ口座開設まですべてオンラインで可能になりました。
アメリカではゲーム感覚で投資アプリのダウンロードをし素早く投資が始めることができると外出のできないパンデミックの間に利用者が急増し話題となりました。日本でも同じく昨年のオンラインでの新規口座開設者は2019年に比べて2倍となっています。ではなぜ米国株が老後資産形成の長期投資向けなのか詳しく解説していきます。
米国株過去40年成長と投資タイミング
株式投資の基本は株価が安い時期に購入し、株価が上がった地点で売り利益(キャピタルゲイン)を得ることが目的です。逆に高値で買い付けして株価が下がった場合は損失がでてしまいます。そのため株投資は始めるタイミングが非常に重要となってきます。しかし、長期で米国株投資を始める場合においては、過去40年間の歴史を振り返ってみても、世界恐慌や昨年のコロナショックの暴落時はあったものの回復後はそれ以前にも増して上昇し右肩上がりが続いています。
株価の変動はもちろんありますが全体的にみると少しずつ上昇してきています。1970年から2020年までの平均リターンは上昇率が72%、下落確率が28%となっていますので、仮に株価が下がるタイミングを待つとしたら、それはすぐにくる可能性もありますが、この先40年50年、あるいはそれ以上にこない可能性の方が高いといえます。株価は経済の色々な要素を折り込み変動しますので、プロの投資家でも株価の変動など予測することは非常に困難です。
要するに、米国株のように長期でみれば右肩あがりで上昇することが期待できるのであれば、長期投資を始めるタイミングは常に「今」ということになります。
今後の米国株
問題は、これまで上昇して来た米国株はさらに上昇しつづけるのかどうかです。アメリカの経済は人口が増え続ける限りは成長し続けます。そしてアメリカの人口推移は20歳台から40歳台と主要労働年齢が大きく割合を占めていることからアメリカ経済成長に良い影響を与えるといえます。
日本に比べるとアメリカは新しく事業を立ち上げやすい環境にあり、若者が新しいことにチャレンジしやすい環境だといえます。例えば、日本では規制が厳しくビジネスが困難でしたが、現在世界中で利用されてるUberやairbnbはアメリカでの事業立ち上げは受け入れられています。
また世界で活躍する巨大IT企業GAFAM(グーグル、Apple、Facebook、アマゾン、Microsoft)もアメリカに本社を置き世界で成長を続けています。それは日本企業と比べると規模が大きく異なります。このように、今後も経済成長が見込める要素があること、そして経済成長と連動するインデックスファンドに15年以上の長期で投資をすることは堅実でリスクを抑えた投資方法だといえるでしょう。
まとめ:米国株の長期投資はいつ始めてもいい
米国株の長期投資に関して、過去から現在までの流れと、米国株が今後上昇しつづけるのかについて解説しました。
過去30年の米国株相場の流れをみて分かるように、今後も価格が上昇していくと期待できます。
したがって米国株の長期投資をする際はいつ始めてもかまわないということになります。
長期投資を始めるのが不安だという方には、リスクを可能限り抑えられるインデックスファンドに投資することがオススメです。
自身の投資スタイルにあった投資方法で、ぜひ米国株の長期投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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参照
FINASCO
日本経済新聞
Population pyramid.net



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