オープンドア・テクノロジーズ|不動産売買をスムーズにするiBuyerのパイオニア

オープンドア・テクノロジーズ
[OPEN/NASDAQ]Opendoor Technologies Inc.
https://www.opendoor.com
業種: 不動産

沿革・会社概要

オープンドア・テクノロジーズはサンフランシスコに本社を置く、不動産のオンライン買取販売企業。消費者が自分の家を売買できる住宅不動産のためのデジタルプラットフォームを運営しています。顧客はプラットフォームを通じてオンライン上で住宅の売買することが可能です。個人の売り手から直接住宅を取得し、個人消費者と機関投資家の両方を含む買い手にそれらの住宅を再販します。

住宅を販売しようとすると、通常はウェブサイト、モバイルアプリ、マルチプルリスティングサービス(MLS)、その他のオンライン不動産ポータルに売りに出す前に、必要な改修と修理を行う必要があります。また、代金と商品の安全な交換を保証するエスクロー、住宅ローンなどの隣接サービスも併せて提供しています。

セグメント情報

Single Segment(単一事業)

売上(百万USD) 利益(百万USD)
FY20  2,583     -287
FY19  4,741     -341
FY18  1,838   -241

同社は業界でいち早く「iBuyer」を取り入れました。iBuyerとは、家を売りたい人からまず物件を買い取って、その後、転売するというやりのこと。いわゆる仲介業務では、最初に設定した価格が高すぎてなかなか買い手がつかず、徐々に金額を下げることになりがちです。また、売却が完了するまでの期間は一般に2カ月~半年かかるといわれており、内覧希望者が現れるたびに掃除をするなどの手間と時間的ロスがストレスなります。そんな問題を大胆に解消するのがこのビジネスモデルです。

売り主がオンライン上のシステムに物件情報を入力すると、アルゴリズムを用いて物件の査定をスタート。数日後には、概算の買取価格が売り主に提示されます。売り主がその額に納得すれば、即買い取りが決まり、売り主は最短2日で物件を現金化することができます。

直近決算情報

《FY20Q4(10~12月)3月4日発表》

売上:2億4900万USD(約269億円) 前年同期比 –
純利益:-8800万USD(約95億円) 前年同期比 - 
ROE:2.1%
ROA:1.1%
PER:28.8倍
PBR:3.5倍
時価総額:101,1461百万USD
(※PER、PBR、時価総額は4月19日株価より算出)

新型コロナウイルス感染症の影響で住宅購入の一時的な停止を決定し、第2四半期と第3四半期に在庫のある住宅を売却したため、収益は大幅に減少。第4四半期の総住宅販売数は849戸で、前年同期は5,013戸でした。その結果、2020年第4四半期の売上は2.49億ドル、当期利益は-0.88億ドルで社の予測を上回る着地となりました。同社は、第4四半期に在庫の再構築を開始しており、収益は順次戻ると見込んでいます。

2020年通年の総住宅販売数は前年の18,799戸の約半数となる9,913戸で、総収入は2019年の47億4,060万ドルから大幅な減少となる25億8,310万ドルでした。しかし、2021年度第1四半期の総収益は、住宅取得のペースが加速していることから、6億ドルから6億2500万ドルの間になると予想しています。

今後の展望

2020年に名だたる不動産テック企業や老舗仲介会社がこぞって参入し、iBuyerは一大産業となりました。そんななか、この業態のパイオニアといえるのが同社です。12月21日、Opendoorは直近の資金調達ラウンドや上場時の想定を大きく上回る約1.6兆円という時価総額で上場デビューを飾りました。しかし、同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した最新の資料では、19~20年にかけて最終赤字額がやや減少したものの、近い将来の黒字化は保証できないと明言しています。年19年の実績が47億ドルだった同社にとって、間売上高500億ドルは大胆な目標でした。この実現のためには、より多くの物件の買い取りが必要となり、当面は多額の赤字を計上し続ける必要があるでしょう。

また、2021年第1四半期には6つの新しい市場を立ち上げることを予定しています。今後の動向としては、こちらがどのような評価を受けるかに注目です。

《参考》
https://jp.investing.com/equities/social-capital-hedosophia-hold-ii-company-profile#:~:text=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%BA%EF%BC%88Opendoor%20Technologies,%E3%82%92%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A7%E8%A6%81%E6%B1%82%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%82
https://forbesjapan.com/articles/detail/38914
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66098960R11C20A1000000/
https://investor.opendoor.com/news-releases/news-release-details/opendoor-announces-fourth-quarter-and-full-year-2020-results
https://coichikawa.medium.com/

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

【DMM 株】口座開設
LINE証券

最近のコメント

    【DMM 株】口座開設
    LINE証券
    ページ上部へ戻る