アルファベットが2021年度第一四半期決算を発表

アルファベット

Google持株会社のアルファベット(Alphabet, NASDAQ:GOOGL)が、アメリカ現地時間の4月27日に2021年度第一四半期(1月~3月)決算を発表しました。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大が続く中で発表された同決算の内容はどうだったのでしょうか。

売上高は対前年比で34%増加

まず、同期間中の売上高は553億1400万ドル(約6兆845億円)で、対前年比で34%増加しました。営業利益は164憶3700万ドル(約1兆8080億円)で、対前年比で30%増加しました。また、経常利益は179億3000万ドル(約1兆9723億円)で、前年の2.6倍となりました。新型コロナウィルスの感染拡大が続く中、非常に良好な結果を示す形になりました。

Googleクラウドは9億7400万ドルの赤字

部門別売上高ではGoogleサーチが318億7900万ドル(3兆5070億円)で、全体の57.6%を占めました。YouTubeの売上高は60億ドル(約6600億円)で、対前年比で48.7%の大幅な増加になりました。アルファベットは、新型コロナウィルスのパンデミックの影響で、コロナウィルスに関する検索や、地元ビジネスに関する検索需要が大きく増加したことがGoogleサーチの売上増加につながったとしています。

一方、Googleクラウドの売上高は40億4700万ドル(約4451億円)で、対前年比で45.7%の増加となりましたが、営業収支は9億7400万ドル(約1071億円)の赤字でした。なお、Googleクラウドの営業赤字は、前年の17億3000万ドル(約1903億円)から大幅に縮小していますが、Googleクラウドは、昨年2020年の一年間で56億ドル(約6160億円)もの営業赤字を計上しています。

自動運転車開発、Googleファイバーなどは赤字

自動運転車開発「Waymo」、ヘルスカンパニー「Verily」、Googleファイバーなどの「その他の投資」部門の売上高は1億9800万ドル(約217億8000万円)で、前年の1億3500万ドルからわずかに増加しました。一方で、「その他の投資」部門の営業収支は11億4500万ドル(約1259億円)の赤字で、Googleクラウドの営業赤字を上回りました。

Googleサーチ、YouTube、Google広告、Googleクローム、Andoroidなどで構成されるGoogleサービス部門が稼いだ営業利益をGoogleクラウドと「その他の投資」部門の赤字がマイナスにしている構造になっています。Googleクラウドと「その他の投資」部門を、それぞれいかに早く黒字転換させられるかが今後の同社全体の業績に影響を与えそうです。

売上高、EPSともに事前予想を上回る

なお、今回発表された売上高、EPSともにアナリストによる事前予想を上回りました。リフィニティブがまとめたアナリスト予想では、売上高を513億6000万ドル(約5兆6496億円)としていましたが、それを7.69%上回りました。EPSも、事前予想の15.66ドルを67.8%上回りました。好調な決算の発表を受け、アルファベットの株価は3%上昇しています。

(参照サイト)
https://www.investing.com/equities/google-inc-earnings
https://abc.xyz/investor/static/pdf/2021Q1_alphabet_earnings_release.pdf
https://www.theverge.com/22404046/google-alphabet-q1-2021-earnings

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