AI株の代表銘柄シースリー・エーアイの株価が低迷しているワケとは?

c3ai

昨年2020年12月にニューヨーク証券取引に上場し、一時はIPO価格の四倍以上の170ドル代に値上がりしていたAIプラットフォーム開発のシースリー・エーアイ(C3ai, AI)の株価が低迷しています。AI株の代表銘柄として投資家の注目と関心を集めていたシースリー・エーアイの株価はなぜ低迷しているのでしょうか。

改めてシースリー・エーアイについて

シースリー・エーアイは、CRM(顧客管理システム)ソフト開発大手シーベル・システムズの創業者トーマス・シーベルが2009年に設立したAI(人工知能)プラットフォーム開発企業です。同社のAIプラットフォームはクラウドベースで、主に産業ユーザーにサブスクリプション(月額課金制)で提供されています。

シースリー・エーアイによると、同社のAIプラットフォームはエネルギー管理、プレディクティブ・アナリシス、詐欺防止、マネーロンダリング検出、在庫最適化などの様々な用途で利用されています。また、同社のユーザーにはスリーエムやロイヤルダッチシェルなどの大企業や、アメリカ空軍なども含まれています。

昨年12月に上場、株価は一時170ドル代へ

そのシースリー・エーアイですが、昨年12月9日にニューヨーク証券取引所へ上場しています。IPO価格は42ドルで、取引開始直後から値を上げ始め、取引初日は92.49ドルで取引を終えました。株価はその後値上がりを続け、12月22日には177.47ドルまで上昇しています。その後、株価は乱高下しながら徐々に値を下げ始め、本記事執筆時点(2021年4月21日)には60.86ドルで取引されています。

2021年度第三四半期売上高は19%のプラス

なお、シースリー・エーアイは先日、2021年度第三四半期決算を発表しています。それによると、同社の同期間中の売上高は4910万ドル(約54億円)で、前年同期比で19%のプラスとなっています。中でもサブスクリプション売上が4270万ドル(約46億9700万円)で、前年同期比で23%のプラスとなっています。2021年度通年の売上高は1億8100万ドル(約199億円)と見込まれ、前年比で15%程度のプラスになるとされています。

アナリストの中には、成長著しいAI市場において、シースリー・エーアイの成長率が相対的に低いと評価する向きがあります。実際のところ、シースリー・エーアイの2020年度の通年売上高は前年比で70%も増加しています。また、2020年度第四四半期から2021年度第一四半期にかけて売上高が200万ドル(約2億2000万円)程度減少しており、一時的に成長がストップしています。

AIは、インダストリー4.0を牽引する重要な産業セクターの一つとされており、今後も高い成長が期待されています。シースリー・エーアイの株価の低迷は、その重要な産業セクターにおける期待企業に対する、投資家の厳しい評価を表していると言えそうです。

(参照サイト)
https://seekingalpha.com/article/4418233-is-c3-ai-stock-a-buy-as-it-falls
https://www.google.com/search?q=c3ai+stock+price&oq=c3ai+stock+price&aqs=chrome.0.0j0i30l3j0i8i30l2.5016j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8

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