Zoom|テレワークの広がりで圧倒的な成長を見せたミーティングプラットフォーム

zoom
[ZM/NASDAQ]Zoom Video Communications, Inc.
https://www.zoom.us
業種:双方向型メディア

Zoomの沿革・会社概要

Zoomは米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置く、ビデオ会議のSaaS企業。「WebEx」を創業期から支えた開発者のひとり、エリック・ヤン氏によって2011年に創業されました。ビデオ、音声、チャット、およびコンテンツの共有を通じて人々をつなげるコミュニケーション・プラットフォーム『Zoom Meetings』をはじめ、『Zoom Phone』や『Zoom Rooms』などの製品を法人向けに展開しています。当社が掲げるミッション「動画コミュニケーションの摩擦をなくすこと」のとおり、PCやスマートフォンなどの異なるデバイスを使用し、異なる場所にいる複数のユーザーがビデオを通じて同じ会議に参加することが可能です。

zoomのセグメント情報

Single segment(単一事業)

売上(百万USD) 当期利益(百万USD)
FY20   623        25
FY19   331         8
FY18   151        -4
FY17    61        -0

Zoomのプラットフォームの基盤である『Zoom Meetings』は、操作が簡単で投資対効果・拡張性が高く、信頼性の高い高品質のビデオ・音声ソリューションに発展。革新的なビデオファーストのコミュニケーション体験を実現しています。2020年1月期には、会議参加者の6人に1人がZoomモバイルアプリを使って『Zoom Meetings』に参加していたといわれています。

Zoom Meetingsでは、ユーザーがZoomのプラットフォームを無料で体験できることが魅力。無料体験には、1対1でのミーティングは最大24時間、3人以上のグループミーティングは1回40分までという成約があります。これを超えて利用する場合は、ホストが有料プランに入会する必要があります。このようなフリーミアムモデルによるオンラインチャネルをはじめ、ダイレクトセールス、リーセル業者、戦略的パートナーを通じて顧客獲得を図っています。モバイルデバイス、デスクトップ、ラップトップ、電話、および会議室システム全体で、HDビデオ、音声、チャット、およびコンテンツ共有機能を提供。会話は、1対1、1対多、または多対多にすることができる。Atlassian、Dropbox、Google、LinkedIn、Microsoft、Salesforce、Slackなどのツールとの連携が可能です。

Zoomの直近決算情報

《FY21Q4(11~1月)2月26日発表》
売上:8億8200万USD(約961億円) 前年同期比368.8%増
純利益:2億6100万USD(約284億円) 前年同期比1598.9%増 
ROE:28.6%
ROA:20.4%
PER:145倍
PBR:24.8倍
時価総額:95,827百万USD
(※PER、PBR、時価総額は3月19日株価より算出)

売上高が前年同期比368.8%増、当期利益が1598.90%増でリフィニティブのIBESがまとめた市場予想の8億1180万ドルを上回る882百万ドルとなっています。新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、在宅勤務やオンライン授業が広がり、利用者が急増。通期でも売上が前年比325.8%、当期利益が2557.4%の増加となりました。また、続く第1四半期売上高も9億~9億500万ドルと、市場予想を上回る堅調な水準になる見通しとなっています。

エリック・ヤン氏は声明で、「2021会計年度は、パンデミックに対応し、顧客とグローバルコミュニティーに対してコミュニケーションと協業のための重要サービスを提供するべく、事業を大幅に拡大しました。どこでも仕事ができる環境を提供するパートナーとして、当社が果たす役割を謙虚に受け止めています。迅速に対応して実行できる当社の能力が、年間を通じて力強い業績につながった」と述べています。

Zoomの今後の展望

同社にとって、新型コロナウイルス感染症のあった2020年は多くの業界のなかでもより大きな影響を受けた年となりました。しかし、当然ながらこの年の成長率については、今後このまま継続することはありません。動画会議は、社会現象からプラットフォームへと進化しつつあります。同社が抱える課題は、成長サイクルの次の段階で、どう顧客を確保するかという点にあります。

動画会議市場での地位を現在以上に固めていくには、単なるアプリではなく、ハブになる必要があります。そんななか、2020年10月に行われたZoomtopiaでは、Zoom体験の核心に結びついた2つの新製品が発表されました。ひとつめの「OnZoom」は、イベントプラットフォームおよびマーケットプレイスです。企業や非営利団体がバーチャルイベントを開催し、その支払いを受けるためのプラットフォームを提供。現在は、小規模なヨガやフィットネスの講座が大半を占めているが、将来的には100~1000人が有料で参加する専門的なイベントの企画を視野に入れています。

もうひとつの「Zapps」は、Zoomのアプリストア・ビジネスです。連携するサービスにはBox、Dropbox、Slack、Salesforce、ServiceNowなど35のアプリが、発足時からのパートナーに名を連ねています。IT分野に特化した調査会社トランスペアレンシー・マーケット・リサーチの報告書によると、世界の動画会議市場は2027年までに116億ドル規模に成長すると予測。この状況のなかでも同社は依然としてマイナーな企業のひとつでしかなく、今後はシスコ、マイクロソフト、アルファベット、アマゾンなどとの熾烈な競争にさらされてることも考えられます。

関連記事

《参考》
https://strainer.jp/companies/14394
https://jp.reuters.com/article/zoom-video-commn-results-idJPKCN2AT3SQ
https://news.yahoo.co.jp/articles/61b5ae88d498579358382cb07365bf904d878eb2
https://www.nice2meet.us/zoom-fee-4plan
https://japan.zdnet.com/article/35167173/

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