サンダイアル・グローワーズというカナダの大麻生産業者

カナダ連邦大麻法の施行により、カナダでは2018年7月から大麻が合法化されました。ウルグアイに続き、世界で二番目に大麻合法国となったカナダでは、大麻の栽培、所有、販売、そして使用が認められています。大麻の完全合法化に伴い、複数の大麻生産業者が生産設備を拡充し、大麻の大規模生産を行っています。そうした大麻生産業者の一社、サンダイアル・グローワーズをご紹介します。

サンダイアル・グローワーズという会社

サンダイアル・グローワーズ(Sundial Growers, SNDL)は、2006年設立のカナダ・アルバータ州カルガリーに拠点を置く大麻生産業者です。大麻が合法化された2018年より大分前に設立されていますが、カナダでは医療用大麻が2001年から合法化されていたことによります。それゆえ、サンダイアル・グローワーズは当初、「製薬会社」として設立しています。

サンダイアル・グローワーズは現在、各種の大麻に加え、大麻オイル、大麻フレーバー、大麻チョコレートなどの「大麻関連製品」も製造しています。

直近の業績

そんなサンダイアル・グローワーズですが、直近の業績はどうでしょうか。発表によると、同社の2020年度売上高は6090万カナダドル(約52億9830万円)で、前年から19%のマイナスとなっています。経常収支は2061万カナダドル(約17億9307万ドル)で、前年比で45%悪化しています。同社は、同社製品に対する需要の低迷が業績に影響を与えたとしています。

業績を反映するように、NASDAQで取引されている同社株は低迷しています。2019年8月には11.50ドルで取引されていた同社の株価は右肩下がりで値下がりし、2020年1月には3.40ドルに下落しています。その後さらに値を下げ、本記事執筆時点(2021年3月30日)では1.12ドルにまで値下がりしています。

アメリカ各州の大麻合法化が鍵か?

あるアナリストは、サンダイアル・グローワーズの業績改善には、アメリカ各州の大麻合法化が鍵になると指摘しています。アメリカでは現在、全米36州で医療用大麻が合法化されていますが、カナダのように完全合法化されている州は、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州、ネバダ州、アリゾナ州などを含む15州しかありません。医療用大麻が合法の州でも、テキサス州のように医療用目的以外の大麻使用を厳しく禁じている州もあり、完全合法化には程遠い状態です。

一方で、ニュージャージー州のように、大麻の完全合法化へ向けて進んでいる州もあり、アメリカ全体としては、大麻合法化がトレンドになりつつあると言ってもよさそうです。サンダイアル・グローワーズの今後の業績は、アメリカという大麻の「巨大市場」の動向にかかっています。

関連記事

(参照サイト)
https://www.sndlgroup.com/about-us/about-sundial
https://www.sundialcannabis.com/all-products
https://finance.yahoo.com/quote/SNDL?p=SNDL
https://www.oberk.com/marijuanalawsbystate

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