アメリカのコロナワクチン開発第4の雄、ノババックス

置くバイオ製薬会社です。ノババックスは間もなく開発中のコロナワクチンの最終臨床フェーズを終え、供給を開始する予定です。ノババックスのコロナワクチンはどこが優れているのか、ノババックスという会社とともにご紹介します。

ノババックスというバイオ製薬会社

ノババックス(Novavax, NVAX)は、1987年設立のアメリカのバイオ製薬会社です。設立当初から各種のワクチンの開発を行い、これまでにヒトRSVウィルスワクチン、エボラウィルスワクチン、ジカ熱ウィルスワクチンなどを製造しています。新型コロナウィルスのパンデミックが発生後は、発生直後から新型コロナウイルスワクチンの開発に着手しています。

そのノババックスが開発したワクチンの供給が始まります。発表によると、同社のコロナワクチン「NVX-CoV2373」は臨床試験の最終フェーズを終え、同社はアメリカとイギリスの当局に緊急使用を申請しました。これまでにイギリスの承認が出ており、まずはイギリス国内で6000万回分が供給される予定です。

普通の冷蔵庫で保存可能なノババックスのコロナワクチン

ノババックスのコロナワクチンですが、その最大の特徴は摂氏2度から8度の低温で保存できることです。ご周知の通り、先行したファイザーのワクチンは、マイナス70度という「超低温」での保存が必要です。輸送や保存には特別なコンテナーが必要で、サプライチェーンの確保が難しいとされています。一方、ノババックスのワクチンは普通の冷蔵庫で保存できるので、特別なサプライチェーンが必要ないのです。

富士フィルム系企業とも提携

なお、ノババックスは富士フィルムホールディングス傘下の富士フィルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズUKと提携し、同社からワクチンの原料供給を受ける予定です。発表によると、早ければ5月にもイギリスの製薬大手グラクソ・スミスクラインのバーナード・キャッスル工場で充填作業を開始するとしています。

ところで、ノババックスのコロナワクチンの有効性はどうでしょうか。イギリスでの臨床試験の結果、従来型のウィルスに対しては96%、イギリス型変異ウィルスに対しては85.6%と、いずれも高い有効性が示されたそうです。

なお、ノババックスのコロナワクチンは、日本の武田薬品工業が国内治験を始めており、今年夏以降に日本国内での供給開始を目指すとしています。ノババックスのコロナワクチンは、1人に2回接種が必要ですが、冷蔵庫で保存でき、管理も楽です。日本では、ファイザーのワクチン接種が始まっていますが、ノババックスのコロナワクチンの供給開始で接種ペースが一気に加速する可能性もあります。ノババックスのコロナワクチンに大いに期待しましょう。

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(参照サイト)
https://www.novavax.com/about-us

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