コロナ禍でも高収益、高配当・優良老舗企業のユニオン・パシフィック鉄道

ユニオン・パシフィック鉄道は1862年設立の、158年という長い歴史を持つアメリカの老舗鉄道会社です。当時のアブラハム・リンカーン大統領が署名して成立したパシフィック鉄道法に端を発し、長年に渡ってアメリカの物流を支えてきました。そんなユニオン・パシフィック鉄道が、コロナ禍で堅調な業績を示しています。ユニオン・パシフィック鉄道をご紹介します。

社歴158年のユニオン・パシフィック

ユニオン・パシフィック鉄道(Union Pacific Railroad, UNP)は、ネブラスカ州オマハに拠点を置くアメリカ最大の鉄道会社です。営業範囲3万2200マイル(約5万1800キロメートル)で、運用機関車車両数8,721両を運用して様々な貨物を輸送しています。1869年にアイオワ州とユタ州を結ぶ大陸横断鉄道をアメリカで初めて開通させた鉄道会社であり、1971年までアメリカ各都市をつなぐ旅客列車を運行、長年に渡ってアメリカ国民を輸送してきました。飛行機にその役割を明け渡した現在は貨物輸送に特化し、各種の貨物を輸送しています。

同社のウェブサイトによると、同社は基本的に「何でも輸送」しています。石油、石炭、木材、農産物、肥料といった一般的な貨物に加え、バイオ燃料、冷凍冷蔵食品、コカ・コーラ、建設資材、LPG、再生可能エネルギー、自動車、自動車部品なども輸送しています。また、一部の路線はメキシコにも到達しており、主にメキシコの経済特区とアメリカの各都市とをつないでいます。

コロナ禍でも業績は堅調

そんなユニオン・パシフィック鉄道ですが、コロナ禍でも業績は堅調です。同社の発表によると、同社の2020年度の売上高は195億ドル(約2兆4750億円)で、対前年比で2%のマイナスにとどまりました。また、営業利益は78億ドル(約8190億円)で、40%という高い営業利益率を確保しています。

2021年度の見通しについては、「不確実性は依然残っているものの、2020年度に築いた堅牢な事業体質を維持し、運行上のエクセレンスを強力な生産性をもって確保してゆく」というポジティブなコメントを発しています。

高配当も魅力

潤沢な営業利益を原資に、ユニオン・パシフィック鉄道は高配当を出すことでも知られています。同社は年四回配当し、直近2021年2月には一株当たり0.97ドルの配当を出しています。直近一年の配当金額は3.88ドルで、配当利回り1.82%となっています。

株価は、新型コロナウィルスのパンデミックが始まった2020年2月以降、3月に一時100ドル台まで値を下げましたが、その後回復し、年明け1月には207.31ドルまで値上がりしています。その後乱高下したものの、本記事執筆時点(2021年3月29日)ではさらに値上がりし、222.92ドルで取引されています。

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(参照サイト)
https://www.up.com/heritage/history/overview/index.htm
https://www.up.com/media/releases/210121-4q-earnings.htm
https://www.nasdaq.com/market-activity/stocks/unp/dividend-history

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