ピンタレストが決算発表後に株価急騰・そのわけとは?

画像共有サービスのピンタレストが2020年度第三四半期決算を発表、その好調な内容を受け、ニューヨーク証券取引所で取引されている同社株価は急騰、31.5%も値上がりしました。ピンタレストの株価はなぜ急騰したのか、その理由を考察します。

急騰した株価

アメリカ現地時間の10月28日、ピンタレストが2020年度第三四半期決算を発表しました。それによると、同社の同期間中の売上高は4億4,260万ドル(約464億7300万円)で前年同期から58%増加、GAAP(米国一般会計原則)ベースでの純利益は9,420万ドル(約98億9100万円)でした。決算の発表を受けて同社株価は31.5%上昇し、年初来から340%も値上がりしました。

売上増加の理由はアクティブユーザーの増加です。2020年度第三四半期終了時点の同社の全世界月間アクティブユーザー数は4億4,200万人で、前年同期から37%増加しました。また、アメリカ国内の月間アクティブユーザー数は9,800万人で、前年同期から13%増加しました。アメリカ国内のアクティブユーザー数は全体の22.17%に過ぎませんが、ピンタレストの売上の84%がアメリカ国内からもたらされています。

依然残る成長余地

業界関係者の多くは、ピンタレストのユーザーの多くがアメリカ国外在住者であり、広告などの売上を未だもたらしていないことを理由に、ピンタレストの売上が今後さらに伸びると予想しています。

ピンタレストのアクティブユーザーは現在も増え続けており、トッド・モーゲンフェルドCFOは、「ピンタレストの全世界月間アクティブユーザー数は4億人を超えていて、毎月さらに多くの人が集まってきています。新型コロナウィルスのパンデミックの影響で一時は増加ペースが落ちましたが、現在は既に回復しています」と説明しています。ライバルの画像共有サービスのインスタグラムの月間アクティブユーザー数が10億人であることを鑑みるに、ピンタレストのビジネスは依然成長余地を残していると言えるでしょう。

アクティブなユーザーが多いピンタレスト

 また、ピンタレストにはアクティブなユーザーが多く、広告単価が他のソーシャルメディアより高いとする分析もあります。ピンタレストのユーザーの85%は女性で、58%のユーザーが買い物をする前にピンタレストで情報収集すると答えています。 

さらに、70%のユーザーが時計やアクセサリーなどの高額商品を買う前にピンタレストで情報収集すると答えています。比較的高所得層のユーザーが多いのもピンタレストの特徴で、ピンタレストに高い収益をもたらす要因となっています。良質なメディアとしてのピンタレストは、今後も高い成長率と相応の収益性を確保してゆく可能性が高いでしょう。

(参照サイト)

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/29387

https://sproutsocial.com/insights/pinterest-statistics/

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